2021年8月
猫と暮らす家
The Cats' House *Ku邸
Project No.072 愛知県
比較的広い家だが、人間と猫との床上での距離が近くなるように、リビングルームも含め短辺長さを2,730mmに設…
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- 01 爪とぎ柱を登っている猫
- 猫と暮らす家。ダイニングルームの爪とぎ柱はキャットウォークに接続しているので、猫は器用に登る。
- 02 猫ステップを使う猫たち
- ダイニングの壁面に猫ステップを設置し、キャットウォークに移動。そして2階にあるリビングルームに到達する。キッチンの小窓からは飼い主が猫たちの姿を見ることができる。
- 03 螺旋階段前とキャットツリー
- 外側に景色が広がる壁面には、大小さまざまな大きさの窓を配置した。そして猫は螺旋階段を登りながら、たくさんの窓から外の景色を楽しめる。
- 04 螺旋階段と地窓の前で昼寝をする猫
- 地窓は動きの鈍くなったシニアな猫であっても外の景色を楽しめるため、ぜひ採用したい住宅のアイテムだ。
- 05 2階にあるリビングルーム
- 2階にあるリビングルームから1階の高天井を見る。1階と2階は猫にとってシームレスにつながっている。
- 06 キャットツリーを使う猫たち
- このデザインのキャットツリーは弊社のオリジナルです。模倣品には不具合が発生するのが常なので、注意してください。
- 07 猫トイレ、猫ダイニング
- 壁沿いに設けたメラミン製カウンター上に猫の食事スペース、下段に猫砂トレーを配置。食事とトイレを一箇所にまとめつつ高さを変えて衛生面に配慮。タイル壁で清掃性も確保した合理的な設計。
- 08 ダイニング上部吹き抜けのあらわし梁に猫
- ダイニングの上部吹き抜けは、猫達が運動不足にならないように猫アトラクションを配置し、猫にとっては楽しい居場所がたくさんできて、毎日ストレスのない生活が送れるように計画した。
- 09 2階にある猫との暮らしリビングルーム
- 眺望の良い2階リビングには、バルコニーの腰壁高さに合わせて窓を設けた。その他、猫が移動する場所の要所要所に窓を設け、外を眺められるように計画している。換気用の窓と景色を見るための窓は分けて考えている。
- 10 猫T猫D02
- 猫ダイニングの上に猫階段で吊戸収納上部に乗ることができる。天井に猫穴があいているので、猫たちは階段を使わないで、自由に上下階の移動をショートカットできる。
- 11 オリジナル框ドア
- オリジナルの框ドアにはモールガラスを用いている。またこの「白」にもこだわりがある。
- 12 1階の高天井を猫視点で見る
- 1階の高天井は猫が垂直運動できるように猫専用の道があり、そのまま2階のリビングルームにつながる。
比較的広い家だが、人間と猫との床上での距離が近くなるように、リビングルームも含め短辺長さを2,730mmに設定している。ふつうは狭く感じるこの寸法も、1階がダイニングルームで2階がリビングルームとなる変則的な空間のつなぎ方で狭く感じない。
猫との物理的な距離感を大切にした「猫と暮らす家」を最大のコンセプトにした。ふつうの家にはない断面構成で、猫にとっては1階と2階が等価値にあるような設計をしている。
1階と2階を高天井でつなぎ、猫のシームレスな上下階移動ができるように計画した内装意匠は、既に意匠登録を済ませている。