2014年3月

犬と猫と暮らす家

The Cats' House+Dog *Si邸

             

Project No.046 兵庫県西宮市

 猫2匹+犬1匹と暮らす家。築40年の純和風住宅の猫仕様リノベーション。  構造計算をしながら、細切れであった…

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01 縁側に設けた猫階段
和風建築の縁側に猫階段を設置。書棚とテレビ台の間にキャットステップを組み込み、障子・格子戸など伝統的な和の意匠の中に猫の遊び場を自然に溶け込ませた和モダンなペット共生空間。
02 リビングとキッチンダイニングを造作家具で間仕切る
猫2匹と犬1匹と夫婦が暮らす家。築40年の和風建築のリノベーション。リビングダイニングは既存の雰囲気を生かした和風テイストに仕上げた。リビングルームとダイニングルームは造作家具(本棚・TV台)で仕切っている。造作家具には猫が上下に移動できるルートがある。
03 天袋を利用した猫シエスタ
縁側にある猫階段からキャットウォークに上がると、ダイニングルーム上部の「猫シエスタ」に行くことができる。 ここは家全体に張り巡らされた猫の移動ルートの中間地点にある。そして眺めがよい。
04 キャットツリーの周りに人間階段
らせん階段の中央に2階まで続くキャットツリーを設置した。猫はキャットツリーと人間用階段両方を行き来しながら2階へと移動していく。階段下は、猫ダイニングと猫トイレを配置している。
05 リビングから縁側を眺める
猫2匹と犬1匹と夫婦が暮らす家。築40年の和風建築のリノベーション。リビングダイニングは既存の雰囲気を生かした和風テイストに仕上げた。おのずと重心の低いデザインになるので、マレンコ(ソファー)がよく似合う。
06 間仕切り家具を利用して移動する猫
リビングとダイニングの間仕切りとなる造作家具には、猫穴や猫が上下に移動できるルートを埋め込んだ。猫ルート以外は本棚として利用できるようデザインしている。
07 猫階段を昇る猫
縁側にある猫階段はキャットウォークにつながり、ダイニングルーム上部の「猫シエスタ」を経由して、犬が立ち入ることができない猫ダイニングや猫トイレに移動できるようになっている。
08 猫階段を降りる猫
縁側にある猫階段はキャットウォークにつながり、ダイニングルーム上部の「猫シエスタ」を経由して、犬が立ち入ることができない猫ダイニングや猫トイレに移動できるようになっている。
09 天井吊り下げ方式のキャットウォークを歩く猫
廊下のキャットウォークはキャットツリーにつながる。キャットツリーからは、猫ダイニングに移動できるように計画している。
10 人間用階段から階下を覗く猫
階段ホールには、2階まで続くキャットツリーを設置した。また、その周りに人間用のらせん階段を設けることで猫はキャットツリーと人用階段両方を行き来しながら2階へと移動していく。

 猫2匹+犬1匹と暮らす家。築40年の純和風住宅の猫仕様リノベーション。

 構造計算をしながら、細切れであった1階のすべての部屋構成をシャッフルし、縁側のある広々とした和洋折衷のリビングダイニングを創った。

 縁側にある猫階段を登りキャットウォークを進むと、新しくダイニングルームになった場所に残る天袋を利用した「猫シエスタ」に行きつく。家の中心に位置する猫シエスタからは、中廊下の天井に吊り下げたキャットウォークを通って猫ダイニングや猫トイレに行くことができる。

 ドッグスペース(ハウス的な場所)は玄関土間とリビングに面して配置し、両方に犬用のドアがある。このプロジェクトでは「犬用トイレ」を縁側の端部に丁寧に設えた。

 一般住宅の間取り図の中にしっかりと「犬用トイレ」が書かれた計画は住宅設計の歴史の中で初めての試みだともう。

 1階のリビングダイニングは既存の雰囲気を生かした和風テイストに仕上げているのに対し、新設の鉄骨らせん階段は白を基調としたモダンなデザインにして、光が降り注ぐ明るい対比的な空間にした。将来的には2階を使わないで生活できるように、1階に機能を集約したプランになっている。