2020年10月

犬と暮らす家

犬の幼稚園・ドッグカフェkokotto

             

Project No.070 神戸市灘区

 動物病院の附属施設としてつくられた、しつけ教室と犬の幼稚園、ドッグカフェ、ペットホテルを営む複合ビルである。…

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01 杉板型枠RC打ち放しとタイルの外観
阪神間モダニズムのデザインコードを意識した外観
02 カフェオープンテラス
ドッグカフェは入口にオープンテラスを設け、テラス席からも猫舎内部の様子を覗くことができるように計画した。猫舎には、キャットツリー、爪とぎ柱、キャットウォーク、猫ステップ、猫ダイニング、猫トイレをコンパクトにまとめ、猫達が楽しく過ごせる空間とした。また、猫舎から猫達が自由に外にも行けるように空中キャティオを配置した。
03 カフェ客席
ドッグカフェは客席から猫舎内部の様子を覗くことができるように計画した。 アンティーク家具が似合うシックでモダンな内装。
04 キャットツリーからカフェの様子を覗く猫
ドッグカフェは客席から猫舎内部の様子を覗くことができるように計画した。猫舎には、キャットツリー、爪とぎ柱、キャットウォーク、猫ステップ、猫ダイニング、猫トイレをコンパクトにまとめ、猫達が楽しく過ごせる空間とした。また、猫舎から猫達が自由に外にも行けるように空中キャティオを配置した。
05 カフェ客席
ドッグカフェは客席から猫舎内部の様子を覗くことができるように計画した。猫舎には、キャットツリー、爪とぎ柱、キャットウォーク、猫ステップ、猫ダイニング、猫トイレをコンパクトにまとめ、猫達が楽しく過ごせる空間とした。ここで里親募集の子猫が営業時間中に過ごすこともある。
06 カフェ厨房
カフェの厨房はオープンカウンターとし、スタッフが犬達の様子を見守れたり、飼い主さんが気軽に動物の相談がしやすいように計画した。
07 カフェ壁面ニッチ
ドッグカフェはアンティーク家具が似合う落ち着いた内装で、間接照明やニッチを設けることでリッチな雰囲気を醸し出している。
08 カフェ入口手前階段
しつけ教室に至るアプローチはオープンな場所とし、ドッグカフェのテラスと接続している。 床はイタリア産大理石の粗面仕上げ。
09 犬の幼稚園の授業風景
犬の幼稚園は、基本的なしつけのトレーニングも行う。そのため部屋を可動間仕切りで2分割で切るようになっていたり、シニア犬のための休憩室も用意されていたりする。床材は、インストラクターと犬の滞在時間が長いため、他の共用部とは異なり、疲れにくいクッション性が高いもの、そして清掃の容易な撥水性のある床材を選択した。
10 授業風景
床は犬が滑りにくい長尺シートを用いている。犬の突然の飛び出し防止のために2重扉にするなど、安全面にも気を配っている。教室に至るまでの動線は明瞭で、すれ違いにも配慮している。

 動物病院の附属施設としてつくられた、しつけ教室と犬の幼稚園、ドッグカフェ、ペットホテルを営む複合ビルである。RC造3階建て。この建物とそこで実行されるプログラムが地域に存在することで、犬と人間との生活が向上する。また阪神間モダニズムの中心に立地することから、外観はポストモダン寄りになるのを避け、重厚なタイルと、型枠に用いた杉板の木目転写が美しいコンクリート化粧打ち放しにしている。ずっと前からそこにあったような佇まいが好評である。