2022年1月
犬と猫と暮らす家
住吉山手の家(犬と猫と音楽の家)
Project No.073 神戸市東灘区住吉山手
ペット共生住宅モデルプラン|住吉山手の家 Fauna+DeSIGN代表の廣瀬慶二の自邸兼アトリエ。猫と暮らす…
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- 01 廣瀬慶二の自邸 リビングルームのソファーと猫階段の関係
- リビングのソファーは階段室の吹き抜けに沿って配置する。これはリビングルームを広く感じさせる手法。上階から猫階段で降りてくる猫はソファーに着地する。
- 02 廣瀬慶二のアトリエにある猫ロフト
- 猫ロフトの床には床暖房を入れ、冬は暖かい床に猫が集まってのんびりする。
- 03 家の中心を構造的に貫く長いメインキャットウォーク(大通り)。両端の窓から猫が外の景色を眺める。
- 家の中心を構造的に貫く長いメインキャットウォーク(大通り)。棟木と束を省略した登り梁のリズムが美しい吹き抜け空間に、格子状の木製キャットウォークを梁間に渡し、猫が高所を自由に移動できる立体的な動線を確保。両端の高窓から猫が外の景色を眺められる。
- 04 クチーナ製 ドッグフェンス内蔵オーダーキッチン
- クチーナにオーダーしたアイランド型システムキッチンには、調理中に犬の侵入を阻止する腰高のドッグフェンスが2か所内蔵してある。開放時にはキッチンの一部となるのですっきり見える。
- 05 リビングのソファーでくつろぐ犬
- リビングルームのソファーは、犬と猫、両方のお気に入りの場所。
後ろに見えるのは、特殊な形状のキャットウォーク。キャットツリー。
- 06 建物外観
- 道路からは平家に見える外観。6寸勾配の屋根。ジョリパッド左官の風合いのある外壁。
- 07 リビングルームの全景
- キッチンへの面積配分を大きくとったコンパクトなLDK
- 08 ダイニングルーム
- ダイニングルーム。ダイニングテーブルの背後に小さな和室を設けることで、広がり感が得られる。特殊な取り付け金物を用いたキャットウォーク、キャットツリー、猫階段などの猫用アトラクションを利用して、猫たちは自分の居心地のいい場所を見つけに行く。
- 09 これ以上ない防音性能をもつ音楽室
- 地下1階にDr65(屋外からはDr100)の防音室。 コンクリートの壁を入れ子状にすることで実現した。
- 10 ドアの猫穴を通って猫の水飲み場に行く
- リビングダイニングルームから水飲み場と猫トイレへ向かうところ。猫たちはドアの猫穴を通る。犬は通れないように工夫されている。
- 11 組子細工のキャットウォークと猫柱
- 階段状に組まれた造作本棚が人の収納と猫の昇降ステップを兼ねる。中央の麻縄巻きポールは爪とぎ兼キャットタワーとして機能し、猫はここを登って天井近くの組子細工のキャットウォークまで到達できる。
- 12 組子細工のキャットウォーク上を歩く猫
- 伝統的な麻の葉模様の組子を床面に用いた吊りブリッジ型キャットウォーク。繊細な木組みの透かしが通気と採光を確保しつつ、猫の爪がかかる適度なグリップを提供する。和の職人技を猫のための建築として再解釈した意匠。
ペット共生住宅モデルプラン|住吉山手の家
Fauna+DeSIGN代表の廣瀬慶二の自邸兼アトリエ。猫と暮らす家・犬と暮らす家の模範例として建設された。地盤面が道路より3m低い特殊な土地形状を活かして、地下1階、地上2階建てで、1階と2階の両方が避難階になるよう設計している。猫の家、犬の家としては完璧な機能性をもち、さらにDr-65(建物ではDr-100)の防音室も実現した。また、従来のキャットウォークの取り付け方法と違う手法を様々に試みている。メインキャットウォーク(大通り)、横断キャットウォーク、交差キャットウォークと名付けたそれぞれ性質の異なるキャットウォークがあり、住宅を都市に見立てる手法をこれまでになくわかりやすく実現している。
photo:松井良輔、model:なかいはるな
※プロジェクト解説ページあり。