2008年5月

犬と暮らす家

パピヨン2匹の家(リフォーム)国土交通大臣賞受賞

             

Project No.020 兵庫県加古川市

築約30年の団地内1住戸の全面改装である。築後数回のリフォームが加えられたが、「RC壁構造」なので内部の間仕切…

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01 リフォーム前のLDK
築訳30年以上の団地内1住戸の全面改装。RC壁構造なので内部間仕切り壁や建具上部の垂れ壁を撤去できないため、3Dソフトを用いて撤去できない構造部をあらかじめプロットし、邪魔な住戸内部の耐力壁や垂れ壁に対して、どのような意匠を加えれば豊かな空間になるかをシュミレーションしながら設計した。
02 RC耐力壁を残しつつ、柔らかな空間にリフォーム
RC耐力壁を残しつつ、柔らかな空間にリフォーム
03 リビングダイニング
犬と暮らす家。パピヨン2匹の家。住戸内を建具のないワンルームにしたことで、圧迫感のない広々とした空間に生まれ変わりました。
04 ダイニングの一角に書斎
リビングの壁面を書斎コーナーとし、書斎のカウンター下部を犬家具とした。犬家具は左側にハウス、食事スペース、右側にトイレを計画し、毎日のケアグッズ類も全てこの家具に収納できるようにしました。
05 リビングの隣に主寝室
犬と暮らす家。パピヨン2匹の家。住戸内を建具のないワンルームにしたことで、圧迫感のない広々とした空間に生まれ変わりました。
06 壁の一面をアクセントクロスに
主寝室は、壁面にはアクセントクロスなどで変化のある空間としました。
07 壁の一面をモザイクタイルに
住戸内を建具のないワンルームにしたことで、圧迫感のない広々とした空間に生まれ変わりました。また、壁面にはアクセントタイルなどで変化のある空間としました。
08 間仕切り壁をなくし空間の一部に
住戸内を建具のないワンルームにしたことで、圧迫感のない広々とした空間に生まれ変わりました。また、壁面上部に間接照明を設置し柔らかい雰囲気のある空間になるよう計画しました。
09 書斎のカウンター下に犬用家具
リビングの壁面を書斎コーナーとし、書斎のカウンター下部を犬家具とした。犬家具は左側にハウス、食事スペース、右側にトイレを計画し、毎日のケアグッズ類も全てこの家具に収納できるようにしました。
10 天井を間接照明でライトアップ
壁から天井にかけてカーブとすることで、間接照明が柔らかく天井面を照らして雰囲気の良い空間となるように計画した。

築約30年の団地内1住戸の全面改装である。築後数回のリフォームが加えられたが、「RC壁構造」なので内部の間仕切り壁や建具上部のたれ壁を撤去できないため、根本的な間取りの変更は完全に諦められていたという経緯がある。今回の設計では3Dソフトを用いて撤去できない構造部をあらかじめプロットし、邪魔な住戸内部の耐力壁や、たれ壁に対して、どのような意匠を加えれば豊かな空間になるかをシミュレーションした。その結果、厳しい制約の中で、視覚的広がりを最大限得られる空間を、巧く創りだすことができた。身長の高い奥さまは、リフォーム前の高さ1.8mの低いドアに悩んでいたが、建具の無いワンルームにしたことで、圧迫感の無い広々とした空間に生まれ変わった。※「第25回住まいのリフォームコンクール」国土交通大臣賞受賞作。