2009年3月
犬と猫と暮らす家
猫15匹犬5匹の家:The Cats' House
Project No.100 神戸市
おそらく本格的に作られたもののなかでは日本で最初の「猫と暮らす家」である。当プロジェクトでは「家」という限ら…
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- 01 キャットツリーとキャットウォーク
- 2階ホールはプレイルームと名付け、キャットツリーが4本あり、常に猫が何かをしている場として計画した。
- 02 ジグザグのキャットウォーク
- キャットツリーはキャットウォークに登るための猫専用らせん階段。 廊下も兼ねたこの場所は、この家の中心部です。
- 03 独特のキャットウォーク形状
- キャットウォークは2階の小屋梁の上に、幅20cmの板をジグザグに配置して造っています。 上部には天窓が3つあったりして、結構、お昼寝の場所としても活用されています。
- 04 猫窓越しのキャットツリーの猫達
- ふと振り返ると、たくさんの猫たちがキャットツリーに座って、 ガラス越しに書斎の中に居る御主人を覗いています。興味津々のご様子。御主人の部屋はレコード盤がたくさんあるオーディオルームなので立ち入り禁止なのです。
- 05 ジグザグのキャットウォーク
- 黒い板の部分がキャットウォーク。全長10.5mあります。 大人の猫はルート通りに、ジグザグに歩きますが、 若い猫達は、平行になっている80cmの距離を余裕でジャンプしていきます。
- 06 猫ロフト
- 猫はみんな高いところから下をのぞくのが好き。猫ロフトに大きめの穴をあけています。メンテナンスのための人通口にもなっています。
- 07 キャットツリーに集まる猫達
- 運が良ければ、キャットツリーに 「ねこが鈴なり」 になって出迎えてくれます。 これぞまさに「キャットツリー」。
猫たちは上から順番に[かい][ちなつ][たま][まる][れん]です。
- 08 階段収納家具、あらわし梁
- 2階の洋室には、猫はあまり入らないことになっているのですが、ドアが空いているとやはり入ってきて、 猫たちはいろいろと探検していきます。[かい君]が頭上高く飛んでいます。
- 09 階段空間に猫アトラクション
- キャットウォークへは、 壁面から突き出た猫ステップ、階段手すりを利用した猫階段を使っても登れます。 その途中には外を眺めるための猫台や隣室へつながる猫穴などもあります。
- 10 猫ステップで移動する猫達
- 上手に猫ステップをレイアウトすると、猫も上手に道を譲りあいます。
- 11 猫ロフトの窓から外を眺める猫
- キャットウォークの終着点となる東側猫ロフト。見晴らしがよくて陽当たりもいいので、ごろごろ寝ています。 こっそり覗きに行くと、びっくりするほどリラックスした状態の猫を見ることができます。
- 12 屋上ドッグラン
- 屋上ドッグランは駐車場の上に作りました。
できるだけ木造住宅では陸屋根を使いたくないのですが、駐車場の上ならよいでしょう。
おそらく本格的に作られたもののなかでは日本で最初の「猫と暮らす家」である。当プロジェクトでは「家」という限られたボリュームの中で、たくさんの猫達が自由にテリトリーを獲得することができるように、回遊性を持ったさまざまな猫専用動線が家屋内に縦横無尽にめぐらされている。それらの装置は個体群密度の調整にも役立つことを意図して計画された。そして、飼い主は、この猫専用動線を舞台とし、猫たちが自分たちの世界(=秩序)を美しく構成していく過程を、日々、楽しく観察できることだろう。弊社オリジナルのキャットツリー、キャットウォーク、猫トンネル、猫階段、猫ステップ、猫穴、猫家具などの猫専用動線には、ライハウゼン博士の理論を反映した、行動学的に意味のある仕掛けが施されており、それでいて人間が簡単に掃除できるようにも工夫されている。たくさんの犬や猫の世話が楽になるような、気の利いたアイデアも随所に盛り込み、屋上ドッグランもある実験的ペット共生住宅。
※2009.11.22特設サイト公開 http://www.catshouse.jp/
※上記サイトはモバイル対応していないので、スマートフォンからはこちらをご覧ください。
※書籍化されています。